【アリババ×Lazada(ラザダ)最新NEWS】東南アジアのモバイルウォレット市場の王者を狙う!?

東南アジア版Amazonとも称され、越境ECサイトとして絶大な人気を誇るLazada(ラザダ)。この記事では、Lazadaの親会社であるアリババとLazadaの最新ニュースをご紹介し、アリババのマーケット拡大について解説していきます。

アリババ×Lazadaの最新NEWS

2021年9月17日のBloombergのニュースによると、アリババは、傘下のLazadaグループに、東南アジアでの電子決済をリードする部署を新設し、元アリペイ(Alipay)の幹部を起用したということを発表しました。

アリババグループのアリペイで、東南アジア担当のゼネラルマネージャーを務めていたDayong Zhang氏が、Lazadaのペイメント部門の責任者に就任することで、アリババの電子決済取引事業の成長をさらに加速度化させることとなります。

Lazadaは、Grab Holdings Inc.やSea Ltd.といった電子決済を積極的に推進している東南アジアの競合企業に対抗しようと考えています。同地域の電子決済市場は、Eコマースの需要増加を背景に急速に拡大しているためです。

Lazadaは、Bloombergの質問に対する回答書の中で、「Dayong Zhang氏の電子決済に関する経歴と経験により、彼はLazadaを次の成長へと導き、電子決済技術による競争上の優位性をさらに強化することができるだろう」と述べています。

約1年前にチュン・リーがLazadaの指揮を執って以来、同社はインドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ベトナム全域でそれぞれ異なる消費者の嗜好に対応するため、テクノロジーへの投資とローカライズに注力してきました。Lazadaは、6月の四半期に90%以上の受注増加を記録し、月間平均ユーザー数は約1億5千万人に達しています。

東南アジアは今、世界で最も急成長しているモバイルウォレット市場といえます。

引用翻訳:https://www.bloomberg.com/news/articles/2021-09-17/alibaba-s-lazada-hires-ant-group-veteran-to-head-up-payments

アリババの東南アジアでのマーケット拡大

ここからはアリババの東南アジアでのマーケット拡大について、具体的な例を用いて解説していきます。

東南アジア6カ国への直行物流サービス

アリババの傘下であるLazadaは、同グループの菜鳥網絡(ツァイニャオ・ネットワーク、Cainiao Smart Logistics Network)と連携し、2021年6月10日より、東京からLazadaのサービス提供地域6カ国の各都市への直行便による物流サービスを開始しています。

このことは、日本の越境ECマーチャント(出店者)向けのサービスを大幅に改善することに繋がり、日本のマーチャントはサービス提供地域6カ国に最速で9日間で商品を配送することが可能となりました。日本の商品は品質が良いことで、各国で人気があるため、今後もマーケット拡大が期待されます。

Lazadaに出店している日本法人へのピックアップサービス

Lazadaは2021年1月に公式物流サービスをさらに拡充させるべく、ピックアップサービスを開始しましたが、2021年6月15日よりサービスの対象地域をさらに拡大し、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県を100%網羅しています。

このピックアップサービスは、Lazadaに出店している日本法人にとって、とても便利なサービスであり、日本のマーチャントがさらにLazadaへ出店しやすい環境が整えられたといえます。参入する日本企業はさらに増加していくことでしょう。

参照 https://www.alibaba.co.jp/news/2021/06/lazada6-4.html

Lazadaへの出店・出品方法

Lazadaに出店・出品する方法に関しては、下記の記事で詳しく解説しておりますので、是非参照してみてくださいね。

越境EC販売サイトLazadaの出店方法を徹底解説!新規事業を始める方におすすめ。

Lazadaから仕入れた商品の転売方法

Lazadaで安く仕入れた商品を転売する方法として、下記サイトやアプリを活用することをおすすめします。

メルカリ

メルカリは日本最大のフリマサービスです。メルカリを通じて転売することで、簡単に利益を得ることが可能です。

ヤフオク

ヤフオクは、日本最大のネットオークション・フリマアプリです。オークションに出品することで、普通に転売するよりも、高額で転売するということが可能です。

ラクマ

ラクマは楽天が運営するフリマアプリ。ラクマで転売することで、利益だけでなく、楽天ポイントも獲得できます。

まとめ

この記事では、Lazadaの親会社であるアリババとLazadaの最新ニュースから、アリババのマーケット拡大について解説しました。直行物流サービスやピックアップサービスなどの物流サービス拡大は、今後日本企業においてもLazadaへの参入が加速し、さらなる東南アジアのEコマースマーケット拡大へと繋がっていくことになるでしょう。

 

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