東南アジア人気NO.1越境ECサイトLazada(ラザダ)。この記事では、Lazadaで効率よく儲けるために押さえておきたい必須ポイントについて、解説していきます。
目次
Lazadaとは?
Lazadaは、ASEAN加盟の6カ国(シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ)で、圧倒的シェアを誇るECサイトです。
Lazadaの人気商品カテゴリー
ここではLazada各国のサイトで人気の商品カテゴリーについてご紹介します。
シンガポールLazada
ゲーム機やKindle、その他タブレット端末などの電子製品など。
インドネシアLazada
ファッションアクセサリーや自動車部品など。
マレーシアLazada
電子機器や食料品、衣料品やアクセサリー、ベビー用品(主におむつ)やホームインテリアなど。
フィリピンLazada
衣料品やベビー用品、ホームインテリアや韓国製品など。
タイLazada
衣料品や美容製品、ホームインテリアや家電製品など。
ベトナムLazada
トップ画面のおすすめ商品や、電子製品など。
Lazada出品・出店のメリット・デメリット
Lazadaに出品・出店する際には、以下のようなメリットがあります。
- 出店のコストが発生しない
- 自動翻訳機能が充実
- 手厚いサポート
特にLazadaに出店する際には、出店登録料や月額費用のようなコストが発生しない点が大きなメリットとです。
一方で、Lazadaに出品・出店する際には、以下のようなデメリットがあります。
- 多言語対応
- 販売単価が低い
特にLazadaに出店する際の、契約書やマニュアルなどは、英語もしくは出店国の言語でしか記載されていない点が大きなデメリットです。
Lazadaの出店方法
ここではLazadaの出店方法について解説します。
アカウント開設手順
Lazadaには下記2種のアカウントがあります。
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ローカルアカウント
1カ国のみに出品できるアカウントのことです。企業名の記載や、身分証の提示などを行い、契約を手順通り進めていけば1週間程度で簡単に取得できます。
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グローバルアカウント
6カ国全ての国に出品できるアカウントのことです。審査基準がとても高いものとなっており、大手ブランドなどの大きな企業でない限り、グローバルアカウントの取得は難しいです。
上記どちらのアカウントでも、法人名義であることと、ストア開設試験の合格がアカウント開設の必須条件です。
Lazada出品・出店代行サービスの活用
前述の通り、Lazadaのアカウント開設には様々なハードルがあります。Lazadaの出品・出店代行サービスを活用すると、あらゆるサポートを受けることができるのでおすすめです。
Lazadaでの出品においての注意事項
ここではLazadaでの出品においての注意事項を解説します。
出品禁止商品リスト
Lazadaには出品禁止商品リストがあり、リストに記載されているものの販売はできません。もし違反するとアカウント停止のおそれがあります。
出品上限数の制限
Lazadaに出店したら、たくさんの商品を出品したいと考えてしまいますが、新規出店者は過去3ヶ月間で30商品を販売しなければ、500商品までしか出品することができません。
Lazadaの配送方法
ここではLazadaの配送方法について解説します。
LGS(Lazada Global Shipping)の利用
香港にLGSという倉庫があり、日本の出店者はLGSに商品を発送するだけで、その後の購入者への配送はLazadaが行います。
LGSを利用しない場合
Lazadaに申請し許可を得た場合、LGSを利用せずに配送をすることも可能です。しかし一部の国ではLGSへの商品保管が義務付けられているので注意が必要です。
Lazadaの日本から東南アジア6カ国への直行便物流サービス
アリババの傘下であるLazadaは、同グループのスマート・ロジスティクス企業である菜鳥網絡(ツァイニャオ・ネットワーク、Cainiao Smart Logistics Network)と連携し、2021年6月10日より、東京からLazadaのサービス提供地域6カ国の各都市への直行便による物流サービスを開始しています。
このことは、日本の越境ECマーチャント(出店者)向けのサービスを大幅に改善することに繋がり、日本のマーチャントはLazasaサービス提供地域6カ国に最速で9日間で商品を配送することが可能となりました。日本の商品は品質が良いことで、各国で人気があるため、今後もマーケット拡大が期待されます。
Lazadaでの売上金
Lazadaでの売上金は2週間ごとに銀行振込もしくはPayoneerによって支払われます。
まとめ
この記事では、Lazadaで効率よく儲けるために押さえておきたい必須ポイントについて、解説してきました。これからLazadaへの出品・出店を前向きに検討している方は、是非参考にしていただけると幸いです。