ECサイトeBayは購入者にとって安全なサイトか?|詐欺アカウントとその回避法についても徹底解説!

 

国内で最大規模のECサイトといえば、楽天、Amazon、Yahooショッピングなどが挙げられますが、本格的に海外輸入をビジネスにされている方や海外からより良いものを購入したい方が利用されるのはeBay(イーベイ)。190もの国に出品することができる世界規模のサイトです。

今回はeBayがどんなサイトなのか、またその安全性についても紹介します。

eBayとはどんなサイトか?

eBayは1995年にアメリカ・カリフォルニアでイラン系アメリカ人であるピエール・オミダイアが始めたオークションサイトにより始まった企業で、現在では世界で1.6億人が利用しています。

オークション機能も有することが特徴で、出品することもサイトから購入することも可能。出品については、世界190ヵ国に出品することができ、商品カテゴリーも3,000以上、出品数は12億アイテムを超えています。オークション機能で言うと、日本のYahooオークションの世界版と考えて良いでしょう。

決済システムのPayPalがeBayの子会社であった時期もあったことから、PayPalの決済機能も有しており、万が一のトラブルでも対応しやすいのも魅力の一つです。

eBayのサイトの安全性は確保されているのか?

eBayでは利用者保護のために様々な安全性確保のための対策が取られていて、リスク回避のためのアドバイスもされています。

eBayの英語サイトでは利用者保護の対策として公表されていて、eBay返金保証制度の対象となるのは購入予定の商品が到着しなかった場合、希望と異なる商品が届いた場合や商品破損があった場合です。

また、購入時の支払い方法がクレジットカード払い、PayPal払い、Apple Pay、Google Pay、eBayギフトカード利用の場合に限られますので注意が必要です。

eBayのサイトのセキュリティはどのようなものか?

eBayでも過去に社内のデータベースにハッカーが侵入し、ユーザー名、パスワード、メールアドレスなどの個人情報が記録されたデータベースへの不正アクセスがあり、その後のセキュリティ対策は取られています。

とは言うものの、日頃から購入者サイドで以下のような対策を取ることが必要です。

  • パスワード自動生成ツールを用い、他のサイトでのパスワードと異なる長めのパスワードを使用すること。
  • 秘密の質問を用意するときは、SNSのプロフィールから想起できるものではなく、利用者本人にしか分からないものを用意し、メモに残す。
  • eBayでの取引は、PayPalを利用すること。PayPal自体に自身のクレジットカード情報や口座情報が入っているため、サイト上で個別にクレジットカード情報の入力が不要であること、またPayPal自体に利用者を保護する制度があるためです。

eBayでのアカウント取得〜購入までのステップ

こちらではeBayでのアカウントを取得し実際に購入するまでのステップを以下に紹介します。

  1. eBayではショッピングサイトとしての購入の場合はアカウント作成が不要ですが、オークション機能で購入をする場合はアカウント作成が必要になります。
  2. ebay.com よりアクセスし、画面左上にある「Register(登録)」をクリックしたのちに住んでいる国(日本)→電話番号→氏名、メールアドレスを入力してアカウント作成をしてください。
  3. ショッピングやオークションのホーム画面に入ると右上に「Ship to(配送先)」の選択タブがあるので日本を選択したのちに、ご自身の購入したい商品のカテゴリーを検索します。検索用語は日本語での入力が可能です。
  4. 購入したいものをクリックすると購入画面へ遷移。「Check out as a guest(1ゲストとして購入しチェックアウトする)」をクリックしたのちに、氏名、送付先住所を入力。情報の入力は全て英語になりますので、ご自身の英語の住所をあらかじめメモ書きした上で購入手続きに入ると良いでしょう。
  5. 支払い方法(クレジットカードまたはPayPal)をチェックしたのちに購入となります。

eBayでの詐欺アカウントとその回避法

eBayでは過去にフィッシング詐欺などがございました。

対策としては、他のフィッシング詐欺と同様、変なメールアドレスにはクリックをせずにメールごと削除する、eBayのサイト外でのコミュニケーションは行わない、出品者が即購入を迫る場合は詐欺の可能性が高いなど注意を払うことが必要です。

eBayでの評価・レビューについて

eBayでの評価、レビューは商品サイトの右側に「Seller Information(販売者情報)」欄に記載。Seller(販売者)名をクリックすると、販売者のeBay上のフォロワー数、評価数、出品アイテムが明記されています。

まとめ

eBayはアメリカ発祥のECサイトの大手で万が一の返金保証制度も用意され、サイトセキュリティも強化されています。しかし、パスワード設定を強化することや支払いはクレジットカード情報を直接入力する必要のないPayPalを使用するなどご自身での対策も必要です。

日本では手に入らないアイテムも入手することが可能な海外ECサイトを上手に利用したいですね。

 

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