Lazada(ラザダ)という通販サイトは、まだ日本人にとってはあまりなじみがない存在と言えるでしょう。ですが、タイにおけるLazadaha「タイのAmazon」と言われるほどの最強通販サイトと言われています。
また、Lazadaは日本製の商品も数多く取り扱っており、アリババのリーディングカンパニーになった影響から、中国など海外の出店者も多いのが特徴的です。
タイの在住者にとってLazadaは通販サイトの中でも特に需要の高い人気サイトと言っても過言ではありません。そんなタイのLazada(ラザダ)について、この記事で詳しくご紹介致します。
目次
タイにおけるLazadaとは
タイにおけるLazadaはECサイトの筆頭でもあり、まさしく生活のために必要な通販サイトと言えます。中でも購入割合が多いのが携帯や電化製品で、全体のおよそ30%以上にものぼります。多くの通販サイトで人気が高いファッションや美容関連のグッズの3倍以上にものぼる割合を見れば、タイでいかに携帯や家電製品が注目されているのかが分かります。
逆に、Lazadaで出品されている商品カテゴリの割合では、家電類は全体の15%程度となっており、ファッション関連は全体の30%未満、日用品関連においては30%以上の割合になっています。
にもかかわらず、購入の割合としては家電やスマホのカテゴリが圧倒的に高くなっており、その理由としては世界的に人気の高いiPhoneなどのapple製品が充実しているということもあげられるでしょう。下記の表は、Lazadaのカテゴリ別の購入割合となっています。
携帯・家電製品 | 約31% |
ファッション | 約13% |
日用品 | 約0.5% |
美容 | 約11% |
ベビー・子ども・マタニティ | 約5% |
おもちゃ | 約6% |
ライフスタイル・ホビー | 約13% |
スポーツ | 約5% |
健康 | 約9% |
その他 | 約6,5% |
Lazadaでは実に多くの商品が取り扱われています。携帯や電化製品をはじめ、レディース、メンズのファッションや小物類、ブランド品、コスメや健康グッズなど様々あります。世界的通販サイトAmazonnにあってLazadaにないものといえば音楽くらいではないでしょうか。
ポケットモンスターや東京喰種、NARUTOなど日本を代表するアニメがプリントされていたり、日本語が書かれたTシャツなどもあり非常にユニークな商品は見ているだけで楽しめるラインナップとなっています。
種類が豊富で魅力的なLazadaは、今後もさらに商品数が増えていくと予想されており、目が離せない特別な通販サイトとして成長を続けています。
タイでのLazadaの知名度
タイでの知名度はかなり高く、日本で言うところのAmazonや楽天市場に匹敵するほどです。タイにはAmazonがなく、多くの方がこのLazadaを利用しています。正確に言えば、もちろんAmazonサイトから商品を購入することは可能です。しかし、関税や送料がかなりかかってしまうので、例え安い商品があっても結果的に非常に高額な買い物となることも珍しくありません。
そのため、タイではAmazonよりもLazadaが一般的に浸透しており、多くの方が一度は実際に購入した経験があります。また、利用未経験でも名前は知っている、聞いたことはあるという方がほとんどで、存在を知らない、初めて聞いたという方はほとんどいないでしょう。
タイでLazadaを利用するメリット
- リアル店舗よりも安く商品を購入することが出来る
- 「100% Authentic」の記載があれば偽物が送られてきてもLazadaが保証してくれる
- 日本の通販サイトのように使い勝手がいい
Lazadaの最大のメリットと言えば、正規のリアル店舗よりも安く購入することが出来るという点です。また、万が一商品に不備などがあれば返品も可能となっています。
しかし、ショップによってはずさんな対応をされてしまう事もありますので、全てにおいて高い評価という訳には行きませんが、基本的には7日~30日程度の返金保証があり、購入した商品が不良品だった、希望していたものと違ったという場合でも、しっかりと対応してくれるでしょう。
日本のサイトとの使い勝手に大きな違いなどはなく、一度登録しておけば二回目以降は簡単な手続きだけで購入まですすむことができますので、煩わしさなどは感じることが無いでしょう。通販サイトの利用に慣れた方であれば、特に悩むことなくすぐに活用することが出来ます。
タイでLazadaを利用するデメリット
- 違った商品が送られてくることがある
- 返品は簡単にできるが返金手続きが面倒
- 配送にかなり時間がかかる
タイでLazadaを利用する際のデメリットとしては、違う商品が送られてくる可能性があるということです。日本の通販サイトでも絶対にありえないという訳ではありませんが、その割合は日本に比べると高い傾向にあります。
また、後程詳しくご紹介致しますが、Lazadaの返金手続きは少しややこしく難しいといった難点が挙げられます。そのため、面倒に感じてしまい、買った商品が希望のものでなくても諦めてしまう方もいます。
さらに配送にかなりの日数を要する事もあります。海外サイトなのである程度の日数は想定の範囲内ではありますが、中には購入時に確認した配送予定日を大幅に超えてから出荷するといったケースも珍しくはありません。もちろん期日までにきっちり配送してくれるショップも存在していますが、全てではないということは知っておくといいでしょう。こういった点は、日本の通販サイトとは大きく異なる部分と言えます。
Lazadaでお得にお買い物をする方法
Lazadaでは、定期的にバウチャー(割引クーポン)などを配布していたり、頻繁にセールを開催するなどかなり安く購入するチャンスがあります。バウチャーには商品全般に使えるLazadaのもの、ショップ内でのみ使用できるものの2種類になります。
ショップからのバウチャーの場合、商品ページに記載があり、同じショップ内の商品であればどれでも使うことが出来ます。バウチャーを獲得すると、そのバウチャーが使用できる商品一覧を見ることが出来ますので、お好きなものを選び使用しましょう。
セールは毎月ゾロ目に開催
Lazadaha毎月ゾロ目になると大きなセールを開催します。月の初めに内容が発表されますのでしっかりチェックしておきましょう。また、先ほどご紹介したバウチャーに加え、様々な割引や特典を利用する事でかなりお得に商品を購入することが出来ます。
- ゾロ目セール
- Lazadaバウチャー
- 送料無料バウチャー
- ショップバウチャー
- 銀行、クレジットカードや電子マネーなどの割引サービス
- 商品自体の割引
大きく分けると割引があり、組み合わせるとかなりお得になることが理解して頂けると思います。特に送料無料バウチャーはセール時に出現しますので、必ずゲットしておくようにして下さい。
セール時は様々な商品を購入してしまいますが、買えば買うほど送料はかなりの額になってしまいます。それらが無料になりますので、このバウチャーは必須と言っても過言ではないでしょう。
Lazadaのセール時の注意点
様々なバウチャーがあり、かなりお得に商品を購入できますが、売ちゃーを使用するためには一定以上の金額を購入する必要があります。割引率が高ければ高いほど、必要購入額も比例して上がりますので、どれでも使用できるということではありません。
また、クレジットカードの割引などの場合、使用上限数が決まっていたり、使用開始時間なども決まっているため事前に確認しておくといいでしょう。使用したいときに使えないといった失敗を防ぐことが出来ます。割引コードは自分で入力しますので、必ずチェックしておきましょう。
タイ在住日本人がLazadaで買い物をする方法
タイに住んでいる日本人がLazadaを活用して買い物をする場合、登録や支払いなど、どういった手順で行うのかをここで詳しくご紹介致します。ですが、Lazadaはchromeで表示していれば全体を日本語訳にすることも出来ますので、ネットや通販に慣れている方であれば直感的に操作を行う事が可能となっています。
新規アカウント登録
新規アカウントは、最初に電話番号から登録をすることも出来ますが、もしもご自身のfacebookやGoogleのアカウントがある場合、それらを使ってログインすることも可能です。その際は、商品購入のタイミングで住所や電話番号などを入力するため、ログインするだけであればまずはお好きな方法で入ってみましょう。
まれに、Google chromeなどでサイト全体を翻訳している場合、なぜかログインがうまくできないということがあります。その際には一度翻訳を解除し、英語表記にすることで問題は解決しますので試してみて下さい。
商品をカートに入れる
気に入ったものがあればカートに入れましょう。商品の購入は、「今すぐ購入」「カートに入れる」の2種類になりますので、その時の状況によって選んでください。また、商品を検索する際、カテゴリ別で商品を探すか、検索窓に英語で商品名を入れて探すかになります。人気順や価格順で並べ替えも出来るのでぜひ活用してみて下さい。
この際注意すべきことが、商品レビュー数です。口コミ数が異様に多いものはほとんどが自演と思っていいでしょう。また、購入前に送料と届くまでの日数を確認することが出来ますが、特に意識して確認すべきはショップの評価です。3項目全て90%以上であれば信用できると考えて下さい。それ以下の場合は注意が必要です。
チェックすべき項目は、左側から「Seller Ratings(売り手の評価)」「Ship On Time(時間通りの出荷)」「Chat Response(チャットの応答)」になります。特にShip On Time(時間通りの出荷)が低い場合、配送予定を超過しての出荷が珍しくありませんので、強く意識してチェックしておくようにしましょう。
支払方法
送り先住所、商品の価格をしっかりと確認したらオーダーし支払い方法を選びます。
- クレジットカード
- スマホ、PCからの銀行決済
- 店頭支払い
- 分割払い
- 代引き
- Lazada Wallet
- おサイフケータイ
上記内容が主な支払い方法となります。
日本人は多くがクレジットカードの選択をしているかと思います。ですが、初めての海外サイトを利用する方の場合、確実に届くのか不安があり代引きを選ぶという方も少なくありません。どのやり方であっても、自分のライススタイルやその時の状況により、ピッタリの支払い方法を選ぶことが大切です。
また、最近では「True Money Wallet」といったおサイフケータイが広がってきています。日本人の場合、4パスポートとSIMカードがあればアプリでアカウント作成できますのでぜひ試してみて下さい。セブンイレブンでも使用が出来ますし、スマホや公共料金の支払いなども可能となっていてかなり便利です。
注文の確定
購入後メールが届くので必ず確認してください。メールで配送状況を追跡することも出来ます。もし、注文したのにメールがこないという場合、エラーが発生してしまい支払いが未完了である事があります。中にはそのままキャンセルになってしまうこともありますので、十分注意してください。
クレジットカードでの決済では、このエラーが頻繁に起こることがあります。その際は、別のカードで支払い登録を行ってみたり、少し時間をおいて再度支払いをすれば大抵は大丈夫になりますので、もしもエラーが出た場合は焦らず対処していきましょう。
Lazadaで注文した商品のキャンセルや返品・返金の仕方
商品を購入する際に、取引先店舗が返品対応可能となっているかどうか必ず確認してください。返品不可の場合は出来ません。また、購入後何日間までなら返品対応が出来るかどうかもしっかりとチェックしておくようにして下さい。
出荷前の注文商品のキャンセルの場合
自身の購入履歴からキャンセル希望の商品を選び、キャンセルを選択します。理由について何にかあれば記載する部分がありますがここは任意となります。規約を読みチェックを入れ送信ボタンをクリックします。その後、手続き完了から約60分以内にキャンセル済になるので、必ず確認しておきましょう。
出荷後の注文商品のキャンセルの場合
出荷後のキャンセルは、上記のように履歴からキャンセルすることは出来なくなります。キャンセル希望商品のステータスが出荷準備中になったときは、電話、もしくはメールで連絡して下さい。届いた荷物に関しては、配達員へ受け取り拒否を伝える、もしくはセンターへ返品をしてください。
- TEL:02-018-0000
- メール:service@lazada.co.th
受け取り後に不良品や偽造品であることが判明し、返品する場合
ショップによっては返送先を指定してくる場合もあるので、手続きを行う前に返品したいという旨を必ず前もって伝えて下さい。返品手順はアプリ内やヘルプなどで見ることができますので、確認しつつ手順に沿って行って下さい。
返品希望商品を見てみると、「Able to return until 〇〇」と記載があります。いつまでならば返品対応可能かが書かれていますので確認しておきましょう。この期日が過ぎてしまった場合は返品対応を受け付けてくれませんので、注意しておきましょう。
お店側から注文商品のキャンセル打診を受けることも?
Lazadaでは、注文した商品に関してショップ側からキャンセルを打診してくる連絡が来る場合があります。また、キャンセルではなく、商品が在庫切れになってしまったために代替案を提案されるということもあるでしょう。
もしもステータスが出荷準備中となっている場合、それは全てショップ側の責任となりますので、もしも対応が面倒という時は無視していてもOKです。そのまま放置しておくと、Lazadaがショップへ連絡を行い返金の手続きをしてくれますので安心です。
Lazadaの返金方法とは?
デメリットの説明で、「Lazadaで返金手続きは面倒」ということに触れましたが、ここではその返金についてご紹介致します。まず、Lazadaでは手順通りに行えば返品作業は難しくありません。むしろ簡潔で非常に分かりやすいでしょう。
ですが、返金手続きはそうはいかないのが現状です。まず、支払い方法により返金の方法は異なります。その方法は2つに分類されており、クレジットカードの支払いか、それ以外かで分けられています。
クレジットカードでの支払いの場合、返金はカード会社を通して返金されます。しかし、着払い、店頭支払いなどの他の方法を選択した場合、「Lazada Wallet」に電子マネーとして返金されます。しかし、実はこのLazada Wallet、タイの法律上、マネーロンダリング防止のためにタイ国籍以外の方は使用することが出来ません。
そこで、一旦Lazada Walletに返金された金額を自身の銀行口座へ送金する必要があります。返品処理を行い商品が送り先へ届き次第、返金作業へと移ります。通常の場合であれば、返品商品をチェックした後に3~5日以内にLazada Walletへの送金になります。
Lazada Walletから銀行に送金する方法
無事にLazada Walletに送金されたら、それを自身の銀行口座へ移さなければいけません。そうしなければ、支払ったお金は永遠に戻らなくなってしまいます。早めに対処しておきましょう。この手続きは「Xform」を通して行う必要があります。ここでそのやり方について順を追ってご紹介致します。
- 「Xform」にアクセスすると、まず最初にLazadaのログインページが表示されますので、情報を入力しログインしてください。
- ログインしたら、連絡理由の問いかけがありますので、ここで「Wallet Withdrawal(Lazada Walletの引き出し)」を選びます。
- 次に、Wallet Withdrawalを選んだ理由を問われるので、ここでは「I cannot acrivate Lazada Wallet~(Lazada Walletを始動させる事ができない~)」を選んでください。
- そうすると、次に返金の方法を問われます。ここで「Bank Transfer(銀行口座への送金)」を選びましょう。
- 銀行名、口座番号、名義を入力すると、引き出し理由の選択がありますので、ここでは「Foreighner customer unable activate wallet」を選びます。要約すると、外国人だからLazada Walletが使えませんという理由になります。
- 口座名義人のパスポート写真をアップロードします。その後提出をして申請は完了になります。
申請してから1~2日以内に「手続きを行っており、4~6日以内に口座へ送金します」といった内容のメールが送られてきますので確認してください。数日後Lazada Walletの残高が0になり口座への送金が完了していれば手続きは全て終了になります。
ここで注意すべきなのが、Lazadaのアプリ上ではこの申請が行えません。アプリでの手続きが可能なのは、Lazada Walletのアクティベートが可能なタイの方のみの可能性が高いので、ブラウザから手続き作業を行うようにして下さい。
また、送金を依頼する銀行口座はタイの口座限定となります。日本の銀行への送金は出来ませんので注意してください。もしも自分の口座を所有していなかったとしても、家族名義のものでも申請は出来ますので安心してください。
Lazadaで購入した商品を日本に発送する方法
Lazadaで購入した商品を日本へ発送するためには、様々な方法があります。それぞれの特徴を知り、自分にとって最も適した内容を選びましょう。
クラウドソーシングの買付代行サービスの利用
現地に住んでいる日本人はもちろん、日本語でしっかり意思疎通がとれる現地の方などに募集をかけ、買付代行の依頼を行い、商品を確実に日本まで送ってもらう方法になります。業者などではなく個人に依頼を行うため、信頼できる人物かどうか選定する必要があるため注意が必要です。
個人輸入代行業者に依頼
上記のクラウドソーシングのように、依頼者を自ら募集する必要がないため手間がかかりません。それなりに費用は発生してしまいますが、業者へ依頼するため安全性は高くなります。しかし、中にはかなりの高額請求を行う悪質な業者もいるためしっかり見極めて下さい。
転送サービス「buyandship」の利用
「buyandship」という転送サービスを使う事で、Lazadaで購入した商品を日本へ送ることが可能になります。禁輸品以外であれば利用できますので、ぜひ活用してみて下さい。
海外倉庫を利用するbuyandshipであれば、買い物代行を依頼する必要がありません。さらに、buyandshipでは複数のショップで購入したものを無料でまとめてくれるのでかなり助かります。総重量からの送料計算になるので、1つづつ配送するよりもかなり節約する事が可能となります。
buyandshipの利用方法
- まずbuyandshipに登録を行います。名前などの個人情報、メールアドレスなどを入力してください。
- 会員登録をした後に荷物を認識するための会員番号を取得します。JPから始まるものが会員番号となります。
- 次に海外の届け先を入力します。この届け先は、該当国、地域の海外倉庫住所を入れておきましょう。その際、受取人には名前と先ほど取得した会員番号を入力します。会員番号を入力しないと荷物の識別が出来ませんので、忘れないようにしましょう。
- 次に転送依頼を作成します。商品を購入した後に、Lazadaから商品の配送や追跡番号が記載されたメールが届きます。これが届きましたら、なるべく早めに転送依頼を行ってください。転送依頼作成のための情報は、購入先メールに記載されています。
- Lazada以外のサイトから商品の購入をした場合は、全て1つずつ配送追跡番号を知らせる必要があります。
海外倉庫の出庫時間はそれぞれ異なっており、タイの倉庫は週に一回、火曜日に出庫となっています。それまでに間に合わなければ次の州となりますので、待ち時間は長くなってしまうかもしれません。しかし、確実で安全な転送ササービスは評価も高く、信頼のおける最高のパートナーと言えるでしょう。
Lazadaので買い物をする際の注意点
タイでLazadaを活用する場合、特に気を付けるべきポイントがあります。豊富なラインナップで非常に便利なLazadaですが、意識して注意すべき部分を前もって知っておくことで、より楽しくショッピングすることが出来ます。ここでは、タイでLazadano利用をする際の注意点4つをご紹介致します。
口コミ、レビューは信用できない
日本の通販サイトの場合、多くの方は商品レビューや実際に利用した方の口コミをかなり参考にすると思います。もちろんタイのLazadaでもこうした口コミやレビューはあります。日本の場合でも全てを信用することは出来ませんが、Lazadaの場合、その信頼度は日本とは比べ物になりません。
というのも、実は、悪い口コミが記載されている場合、出品したショップによってはそれらを消すために一旦商品を削除し、また新たに出品し直して口コミを消すということがあります。そのため、値段が安く他と比べてかなりお買い得なのになぜか口コミがないものは注意しておくといいでしょう。
日本でも、こうした通販サイトの口コミやレビューを書くアルバイトなどもありますが、タイでも似たような状況はありますので、掲載されている口コミやレビューはあまり信じすぎないようにしましょう。明らかに不自然な点やおかしな内容の場合は、購入は見送るべきと考えて下さい。
掲載写真が偽物の場合がある
商品を選ぶ際には、掲載されている写真を参考にし選択するという方がほとんどではないでしょうか。中には、写真を信用しきって商品説明などは流す程度にしか確認しないなんてこともあるかもしれません。しかし、その場合、写真とはあきらかに違うものが送られてくることが多々あります。
良くある例として、例えばテニスボールやゴルフボールなど、写真では3個入りのセットの写真が掲載されており、送料無料のため特に確認せずに購入。すると、届いた商品は3つではなく1つだけだったなんてケースがあります。
こういった場合、問い合わせを行っても、ショップ側からは「写真はイメージとして掲載している」と言われてしまうでしょう。かなり悪質なショップの場合、商品説明を見ても実際の個数が書いていない、詳細が良く分からないものなどもあります。こういったものはほぼほぼ失敗しますので、なるべく購入は避けるようにして下さい。
安いものは商品の質がかなり低い
全ての商品に当てはまるものではありませんが、やはり日本の通販サイトと比べるとかなり質は低くなります。「購入したイヤホンが1週間もしないで片方壊れた」「5回中3回違う商品が届いた」「新しい自転車を購入したらハンドルが微妙に曲がっていて運転しにくい」など、様々な失敗談は後を絶ちません。
日本では、安いから仕方ないと許せるような許容範囲のレベルがほとんどですが、タイのLazadaの場合は、その質の悪さが2段階も3段階もけた違いに高くなっています。そのため、安くて掲載写真がかなりきれいだけど口コミの数が少ない、もしくは口コミが何もないという商品は特に気を付けたほうがいいでしょう。
不安な場合は「LazMall」の商品のみを購入
「偽物を買ってしまうかもしれない」「ちゃんと返品対応してくれるショップかどうか不安」「早く届けてほしいけど大丈夫かな」など、こんな悩みは海外の通販サイトを使用する場合誰しもが抱くでしょう。もちろんLazadaも例外ではありません。初めて利用する場合はその不安感はかなり大きくなっています。
そんな時には、商品に「LazMall」の表記があるものを選ぶようにしましょう。このLazMallは、Lazadaが100%商品が本物であることを証明しており、なおかつ迅速な配送に関してもしっかりと保証をしてくれています。さらに、15日間の返品ポリシーの保証もあります。
Lazadaでは、商品の検索を行う際に、カテゴリ別に目当ての商品を探したりしますが、この「LazMallの商品しか買いたくない」という場合には、トップページから「LazMall」をクリックすれば、LazMallの商品のみを見ることが出来ます。
100%の本物保証だけでもありがたい上に、迅速な配送や返金保証までありますので、多くの不安は解消することが出来るでしょう。もちろん、LazMallになくて他にはある商品というものもありますし、LazMallじゃないものは全て信用できないということではありません。
しかし、どうしても不安で購入するのをためらってしまう、利用したいけど偽物が届くのが心配などという場合は、まずはLazMallを活用してみましょう。利用回数が増えていくと、他ショップを見た時に怪しいショップか優良ショップか、直感的に分かるようになってきます。
「何事も経験」とまではいきませんが、まずは信頼できる正規の場所で購入し、その後視野を広げていくというのもいいでしょう。
まとめ
タイで人気の高いLazadaは、アカウント作成も難しくなく気軽に利用することが可能なアジア圏最大の通販サイトです。今後は今以上に発展していくであろうLazadaを、ぜひ一度覗いてみてはいかがでしょうか?意外な掘り出し物が見つけられるかもしれません。
しかし、Lazadaでは「衝動買い」をしないように気を付けて下さい。確認を怠って特に理解せず購入してしまうと、大きな失敗に繋がってしまうかもしれません。焦ることなく、じっくり時間をかけて悩んでも大丈夫です。
Lazadaでは一旦カートに入れておくこともできるので、欲しい商品があってもすぐに購入する必要はありません。いいものを見つけたけどどうしようと悩む場合は、まずはカートに入れておき、一晩考えてみましょう。
また、Lazadaはその場で購入しても出荷前であればマイページからのキャンセルも出来ますが、出荷状態になってしまってはキャンセルするのも手間になりますので、なるべく早めに対処しておくと安心です。ぜひ今後も発展していくLazadaで、お得に正しくお買い物を楽しんでください。