人気通販サイトLAZADAセラー・出店するための方法を徹底解説！出店国別に売れる商品カテゴリーも！

東南アジアで圧倒的なシェアと知名度を誇るECサイトLAZADA。東南アジアに販路を拡大したいと考える方にとって、LAZADA出店というのは一つの目標なのではないでしょうか。この記事では、LAZADAのセラーとして出店するための方法や、出店国別に人気の商品カテゴリーなどについて徹底解説していきます。

LAZADAとは

LAZADAとは、ASEAN加盟国の中の6カ国（シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナム）で展開中の、人気ECサイトです。時に東南アジア版のAmazonとも称されるほど、6カ国ではメジャーなサイトとなっています。

LAZADAに出店するための方法

LAZADAにセラーとして出店するためには、まず出店の条件を満たした上で、アカウント登録を行います。

出店の条件

LAZADAには個人名義では出店することができません。法人名義（ビジネスライセンス）を所有していることが必要です。さらに、アカウントに登録するためには、EメールやID及び電話番号が必要となります。また、他のECサイト（マーケットプレイス）での販売経験があることや、企業として登録されているPayoneerカードまたはpカードを所有していること、簡単なLAZADAの知識があるかどうかのテストに合格することが求められます。

アカウントの登録

アカウントには「ローカルアカウント」と「グローバルアカウント」の2種類があります。

トレーニングセッション

無事にアカウント登録ができ、出店することが可能となったら、LAZADAでは、毎週トレーニングセッションと呼ばれる、販売促進のためのセッションが行われるので、積極的に受講しましょう。売り上げを最大化するためのコツだけでなく、一年で一番忙しいホリデーシーズンの際の、膨大な売り上げ処理の方法などのトレーニングも行われます。

アカウントを有効にする

いざ、出店する際には、LAZADAからのメールに記載されている手順に従って、アカウントを確認し、アカウントを有効にしましょう。この作業によって、LAZADAのセラーアカウントを管理することができるようになります。

出店にかかる費用

LAZADAでは出店の際にかかる費用はありません。その代わり、商品が売れる毎に、約1％～5％の手数料をLAZADAに納める必要があります。

配送方法

LAZADAには、香港に物流拠点＝倉庫があり、セラー（出店者）は、倉庫に商品を送付するだけで、倉庫からお客様までの配送は全てLAZADAが行ってくれます。さらに2021年1月からは日本の主要都市で、ピックアップサービスが開始となり、日本のセラーにとって出店のハードルは下がっています。

注意事項

LAZADAには出品禁止リストがあります。このリストに記載されている商品を販売してしまうと、アカウント停止されてしまう可能性があるので、きちんと事前にリスト掲載商品を把握しておきましょう。

日本のLAZADAセラー

2021年4月20日に、コーナン商事がシンガポール、フィリピン、マレーシアの3カ国に出店することが発表されています。コーナン商事は元々中国の巨大ECサイト天猫にも進出しており、越境ECサイトで利益を出すためのノウハウが既にあるため、LAZADAでもすぐに人気となりました。

LAZADAで売れる！おすすめ商品カテゴリー！

ここでは、LAZADAで売れることが期待される、おすすめ商品カテゴリーを国別にご紹介します。

シンガポール

LAZADAのお膝元であるシンガポールでは、食料品が人気です。

タイ

タイでもシンガポールと同様に食品や飲料が人気となっています。さらにベビー用品やスポーツ用品、衣料品などもよく売れるカテゴリーです。

フィリピン

フィリピンでは美容製品やダイエットグッズといった女性向けの商品が人気となっています。

マレーシア

マレーシアでは、親子用向けの商品や、ファミリー用の商品、スマホアクセサリーが良く売れると言われています。

インドネシア

インドネシアではネックレスをはじめ、ピアスやブレスレットといったアクセサリーが人気となっています。

ベトナム

今回の調査ではベトナムで、人気の商品カテゴリーはわかりませんでした。

まとめ

この記事では、LAZADAのセラーとして出店するための方法や、出店国別に売れる商品カテゴリーなどについて徹底解説しました。今後も右肩上がりで成長し続けていくと言われているLAZADA。日本製品は品質が良く、現地の人々からも人気となっているので、まだまだ参入する余地や利益を出せる可能性は高いと言えます。他の企業に先を越される前にLAZADAに出店することをおすすめします。