ECサイトでのショッピングでは送料がかかります。それはeBayも例外ではありません。
今回はeBayでかかる送料の確認の方法や、海外サイトでは良く目にする関税などについて解説していきます。
目次
eBayとは
ebayはアメリカに拠点を置く世界最大級の越境ECサイトで、現在では世界190ヵ国以上の市場で利用されています。2021年には18億人を超える利用者を獲得し、世界最多の利用者数となりました。
アメリカを中心にヨーロッパでは活発に利用されており、オーストラリアではAmazonよりも利用者数が多くなっています。
商品の購入方法
ebayは海外ECサイトなので難しく思ってしまう方もおられますが、慣れてしまえば問題ありません。手順を解説します。
①アカウント作成
②商品の検索
③気になる商品の購入
まずはアカウントを作るのですが、必ずしもアカウントを作成する必要はありません。アカウントを作成しない場合、購入できる販売者は限定されてしまいますが、通常通り商品購入が出来るので、どうしても購入したい商品にアカウントが必要な場合以外は作る必要はありません。
その後は欲しい商品をカートに入れて完了です。購入を迷った商品がある場合、一度お気に入りに入れて後で決定することも出来るので上手に活用しましょう。
送料の確認方法
商品を購入すると発生する送料ですが、どのくらいかかるのかをしっかり把握しておかないと、思いがけない料金を請求されることになります。特に海外のショッピングサイトは送料が異様に高い場合もあるので注意が必要です。
それではebayの商品を購入した際、どこで送料を確認できるのかを解説します。まずは購入したい商品の説明画面を下に辿っていきます。
赤枠で囲んだ部分をご覧ください。「Shipping and payments」とあります。ここで送料を調べる事ができます。
もし日本から商品を購入したいと考えている場合は、このように記入する事で送料を確認できます。
販売者によって送料は変わってきます。安心してショッピングをするためにも、事前に確認する事をおすすめします。
同時にかかる関税にも注意
ebayを利用しているとよく目にするのが「Import charges」という言葉です。「Import charges」とは、簡単に言うと「関税」です。下の画像をご覧ください。
赤丸で囲んだ部分が関税です。右の赤丸で囲んだ部分がこの商品にかかる関税という事になります。この関税が記載されている商品は自分で関税を確認する必要がない代わりに、当初予定していた金額よりも割高になるので見逃さないように注意しなければいけません。
【販売者向け】送料は無料にするべき？
当たり前の事ですが、商品を購入する際、送料無料の商品は売れやすくなります。eBayでは送料無料の商品は、商品ページの上位に掲載される仕組みになっているので、非常に目に付きやすくなるのです。しかし、それでは商売が成り立たないという場合は、送料を無料にする代わりに商品代金を引き上げる販売者も多いのが現状です。
たくさん購入してほしいものや、購入者の目についてほしい商品など、販売する商品に合わせて送料無料の設定する事をおすすめします。
【販売者向け】おすすめ送料設定は？
eBayのようなショッピングサイトに出店する時に、一番迷うのが送料の設定です。特にeBayはその選択肢が非常に多いです。では初めのうちはどのような設定が良いのか簡単に解説していきます。
まず必ず設定しなければいけないのが、アメリカ以外の国から発送しますと言う意味の「Shipping from outside US」です。これは必ず設定しましょう。
おすすめの設定は「安くて遅い 小型包装物」「高くて速い eパケット」「普通 EMS」です。初めのうちはこの設定が無難です。
あとは出店者として経験を積み慣れてきたら、損得を考えた設定をするのがいいでしょう。
【販売者向け】送料設定はトラブルのないように
送料の設定は、販売者によって考え方が違います。自分の販売方法に一番合った送料の設定をする必要がありますが、どんな状況にも対応できるよう、様々な送料設定パターンを組めるよう勉強する事が大事です。
まとめ
この記事では、eBayで商品を購入した時にかかる送料を調べる方法や、販売者側のおすすめ送料設定の方法などを解説してきました。海外のショッピングサイトは思いもよらない送料が必要になる事もあります。それはもちろんebayにも言える事です。事前に送料を把握し有意義なショッピングを楽しみましょう。
