世界中に販売者がいるeBayは、その購入先によって到着予定日が変わってきます。ただ購入者の中には、商品が予定日になっても届かないといった事例があることを目にします。
では、eBayで購入した商品はどのくらいの機関で手元に届くのでしょうか。到着予定日の信憑性や、商品が手元に届かない時の対処法についてもご紹介していきます。
目次
eBayとは
ebayはアメリカに拠点を置く世界最大の越境ECサイトです。2021年には18億人を超える利用者を獲得し、世界最多の利用者数となりました。
日本での知名度は低いですが、アメリカを中心にヨーロッパでは活発に利用されており、オーストラリアではAmazonよりも利用者数が多くなっています。
ebayの商品到着予定日は信憑性が低い!?!?
商品到着予定日を知る方法は残念ながら存在しません。ebayで購入したい商品には必ず「商品発送予定日」が記載されています。これは発送予定になるので到着予定ではありません。
また、ここで記載している予定日はあくまでも予定になるので、販売者によっては1ヵ月経っても商品が到着しない場合もあります。
その理由として、販売元の関税や郵便事情によって大きく変わる事が良くあります。その際、販売者から連絡が入ることもほぼありません。このことからも商品到着予定日の信憑性は低いので気を付けましょう。
商品が届かない時の対処法
商品が届かない場合、まずは販売者に連絡を取りましょう。連絡手順をご説明します。
①My eBayから「Purchase history」を選択しましょう。表示された商品リストから、まだ手元に届いていない商品リストが表示される「More action」を選択し、さらに「Contact seller」を選択しましょう。
②最後に「I didn’t receive my item」を選択しましょう。ここで相手側にメッセージを送ると、販売者に連絡が届きます。
eBay購入者保護制度とは?
eBayでは購入者に対する保護制度を設けています。例えば「違う商品が届いた」「商品が届かない」などの被害があった場合に適用されます。万が一トラブルが起きた場合、eBayが仲介をし問題を解決してくれる制度です。
購入者に非が無いと判断されると、販売者の同意が無くても返金手続きをしてくれます。購入者にとっては安心して商品を購入できる制度です。この制度は商品を購入してから30日以内の申請に限り適用になるので注意しましょう。
【販売者向け】商品が届かないと連絡がきた時に行うこと
越境ECサイトには商品の未着や破損などのトラブルはつきものです。そのため万が一の時でも迅速に対応できるよう、まず販売者がすることは追跡番号が発行される書留やEMSを必ず発送しましょう。
追跡番号を発行しておく事で、万が一のトラブルの際も対応しやすくなります。それでは購入者から商品未着のトラブルの連絡が来た時の対処法を解説します。
①商品が届かないと購入者から連絡が来たら、まず追跡番号を調べましょう。My eBayから「Sold」を選択し「Tracking number」に表示されているのが追跡番号です。
②番号が判明したら後は日本郵便の商品追跡サービスで商品の所在を確認します。これで今現在、販売した商品がどこにあるのか判明します。
ただしこの方法は追跡番号を発行したときに限ります。追跡番号を発行していない時は、発送の証明ができないため全額返金するのが、それ以上のトラブルにならない最適な方法です。
未着のトラブルを防ぐことは出来る?
海外のショッピングサイトでは、商品未着のトラブルを防ぐ事は不可能と言っていいでしょう。そのため未着のトラブルに備えることは大事で、荷物をいつでも追跡できるようにしておくようにしましょう。
ただし、世界には荷物が追跡できない国がいくつかあります。そのような国については、はじめから発送が出来ない国、いわゆる発送除外国に設定することをおすすめします。
- 南米
- 中東の一部
- オーストラリア
- アフリカの一部
- カナダ
- ロシア
これらの国や地域は、荷物の追跡ができないので注意しましょう。
他にもあるeBayのトラブル事例
ebayでは未着トラブル以外にもいくつかトラブルの事例があります。
- 料金未払いのトラブル
- 画像と違う商品では?と言われてしまうトラブル
特に高額商品になればなるほどトラブルは多くなります。販売する商品は偽りのないものを提示し、未払いを防ぐためには販売者側から支払いをしないと商品を発送できない設定があるので、事前に設定しておくことをおすすめします。
まとめ
この記事では、到着予定日の信憑性や商品が手元に届かない時の対処法について解説してきました。海外のECサイトではトラブルも起きるのが現実です。ただ、そのようなときでも対処方法を覚えておくと、慌てず対処できます。どのようなトラブルが起きても、しっかり対応できるよう対処法を身につけておきましょう。