LazadaとTikTokとの関係を徹底調査｜TikTokで人気のLazada関連動画についてもご紹介！

東南アジアで絶大な人気を誇る越境ECサイトLazada。LazadaはECサイトでありながら、アプリゲームや各種SNSとの連携を積極的に行い、若い世代の客層を取り込むことに成功しています。

この記事では、LazadaとTikTokとの関係を徹底調査し、TikTokで人気が出ている話題のLazada関連動画についてもご紹介していきます。

Lazadaとは

Lazadaは、中国の人気ECサイト「Taobao」や「天猫」などを運営しているアリババグループの傘下の越境ECサイトです。

ASEAN加盟の東南アジアのシンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシア、ベトナムの6カ国のみでサービスが提供されており、残念ながら日本には配送は行われていません。

Amazonが東南アジアに進出する前にLazadaがAmazonの仕組みを踏襲してシェアを拡大したために、時には東南アジア版Amazonとも称されることがあります。

TikTokとは

ご存知の方も多いと思いますが、TikTokとは、15秒から1分ほどの短い動画を作成及び投稿することができる動画のプラットフォームです。

簡単に顔を盛ったり、BGMをつけたりすることができ、その手軽さから日本では特に女子高生に絶大な人気を誇っています。

2018年第一四半期には世界のアプリダウンロード数において1位を獲得したこともあり、世界でも認知度の高いSNSです。

LazadaとTikTokの関係

Lazadaは2021年3月にTikTokと連携して、新規顧客の獲得とLazadaで商品を販売するセラー（出店者）の増加を促すため「リードジェネレーションキャンペーン」を開始しました。

具体的には、TikTokのユニークなプラットフォームと幅広いリーチを生かすため、TikTok Ads Managerの新しいリードジェネレーションの目的を利用して、潜在的なセラー（出店者）候補者とコミュニケーションを取り、あらかじめ基本情報が入力されたシンプルなフォームに連絡先を入力するよう促しました。

Lazadaで商品を販売することで稼ぐ方法を説明する複数の動画で構成されており、キャンペーンの成功の鍵は、LazadaがTikTokの特徴的なスタイルで新しいクリエイティブをスピーディーかつ高品質に制作したこととにあります。

キャンペーンの結果、Lazadaは新たに数百万人の人々に、セラー（出店者）になることを勧め、キャンペーンから1週間以内に、TikTokのインスタントフォームから詳細を送信した人の47%が、Lazadaのセラー（出店者）となったのです。

Lazadaは現在、TikTokを新規出品者を発掘するための重要なチャネルとして捉えており、タイで常時リードジェネレーション・キャンペーンを開始し、さらに多くの市場へ展開することを視野に入れています。

Lazadaのビジネス開発担当副社長、Noppadol Vashirakovit氏は下記のように述べています。

「TikTokは、Lazadaのセラーの裾野を広げてくれた素晴らしいパートナーです。TikTokはLazadaの販売者層を拡大した素晴らしいパートナーであり、彼らの新しいリード・ジェネレーション・ツールの成果を見ることができ、嬉しく思っています。今後も、TikTokのプラットフォームとその多くの広告ソリューションを活用することで、当社の事業収益が増加することを期待しています。」

参照：（https://www.tiktok.com/business/ja/inspiration/lazada-295）

TikTokで人気のLazada関連動画

TikTokでは、Lazada公式アカウントはもちろん、様々な一般ユーザーがLazadaで購入した商品を動画で紹介する動画が人気です。