東南アジア版Amazonとも称される越境ECサイト「シンガポールLazada(ラザダ)」。この記事ではLazadaでの出品、出店の方法、仕入れ活用方法まで、徹底解説していきます。
目次
シンガポールでメジャーなECサイト4選
シンガポールにはメジャーなECサイトが4サイトあります。
Lazada
Lazadaは、ASEAN加盟の6カ国(シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、タイ)で、圧倒的シェアを誇るECサイトです。
Shopee
Shoppeは、8カ国(シンガポール、台湾、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、フィリピン、ブラジル)で展開しているECサイトです。アプリのDL数が圧倒的です。
Qoo10
シンガポールにおいて登録ユーザー数が非常に多いECサイト。日本でも利用することが可能です。世界にシェアを拡大しています。
Amazon.sg
Amazonのシンガポール版です。他の3サイトと比較してしまうと、シンガポールでのユーザー数はそれほど多くありません。
シンガポールでLazadaを利用するメリット
シンガポールでLazadaを利用するメリットとして、Taobaoが利用できることが挙げられます。
Taobaoが利用できる
Taobaoは、Lazadaの親会社アリババが運営する中国のECサイト。シンガポールLazada内にはTaobaoのオリジナル店舗が出店されており、40万点以上の価格設定の安い中国製品が購入可能です。Lazadaユーザーの中でもTaobaoは人気となっています。
シンガポールでLazadaを利用するデメリット
シンガポールでLazadaを利用するデメリットとしては、配送日数がかかることが挙げられます。
配送日数がかかる
シンガポールLazadaでは、国内の販売者から購入した場合は、1~5営業日、海外の販売者から購入した場合は、5~20営業日かかかります。
シンガポールLazadaで買い物(仕入れ)を行う方法
Lazadaで買い物(仕入れ)を行う方法に関しては、下記の記事で詳しく解説しておりますので、是非参照してみてくださいね。
【Lazada(ラザダ)通販完全ガイド】お買い物・購入方法 リスクや注意点を徹底解説!
シンガポールLazadaで購入した商品を日本に発送する方法
Lazadaで購入した商品を日本に発送する方法に関しては、下記の記事で詳しく解説しておりますので、是非参照してみてくださいね。
東南アジアでシェアNO.1のLazada(ラザダ)の日本での購入方法や、配送方法を徹底解説!
応用編!Lazadaで出店・出品する方法
ここからは応用編として、Lazadaで出店・出品する方法について詳しく解説していきます。
Lazadaに出店するための条件
Lazadaに出店するためには、以下の2つの条件があります。
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法人名義であること
Lazadaには個人名義では出店することができません。
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ストア開設試験の合格
Lazadaの基本的なルールをきちんと理解しているか、ストア開設試験に合格する必要があります。ただし、そこまで難易度が高いものではありません。
Lazadaでの出品についての注意事項
Lazadaに出品する際には、以下のことに注意する必要があります。
出品禁止商品リスト
Lazadaには出品禁止商品のリストがあるため、そのリストに記載されているものの販売はできません。もし違反するとアカウント停止のおそれがあります。
出品上限数の制限
Lazadaに出店したら、たくさんの商品を出品したいと考えるのが普通ではありますが、新規出店者は過去3ヶ月間で30商品を販売しなければ、500商品までしか出品することができません。
商品の配送方法
Lazadaでの商品の配送方法は以下の通りです。
LGS(Lazada Global Shipping)の利用
香港にLGSという倉庫があり、商品を日本からLGSに発送する際の送料は出店者側の負担となりますが、それ以外の送料はLazadaと購入者の負担となります。
LGSを利用しない場合
Lazadaに申請し許可を得ることができた場合、LGSを利用せずに配送をすることも可能です。しかし一部の国ではLGSへの商品保管が義務付けられているので注意が必要です。
シンガポールLazadaの今後
シンガポール国内では、圧倒的シェアを誇るEC市場のリーダー的立場のLazada。今後のLazadaの成長が、Eコマースの成長の鍵を握っているといっても過言ではありません。シンガポールで販路を開拓したい方は、Lazadaに出店することが大きな近道と言えます。
まとめ
この記事では、Lazadaでの出品や、出店の方法、さらには仕入れ活用方法まで、解説してきました。シンガポールからの仕入れや、商品の販売などを考えている方は、Lazadaをいかに活用できるかが成功の鍵といえるでしょう。