世界最大の越境ECサイトと呼ばれ、アメリカやヨーロッパを中心に多くのユーザーが利用している「ebay」。2010年頃から急激に利用者が増え続け、出店者や出品数は日本でも有名なAmazonを凌ぐとも言われています。
そんなebayがここまで成長した理由の一つが、出店のハードルが低いことからのセラー(販売者)の増加です。この記事ではebayへの出店方法や初心者向けの注意点などをご紹介していきます。
目次
ebayとは?
ebayは1995年にアメリカに設立された越境ECサイトです。その後、利用者を確実に増やし続け2021年には18億人を超える利用者を獲得し世界最多の利用者数となり、現在では世界最大の越境ECサイトと呼ばれています。世界190ヵ国以上の市場で利用されており、現在も市場拡大を続けている注目のECプラットホームです。
日本での知名度は低いですが、アメリカを中心にヨーロッパでは活発に利用されており、オーストラリアではAmazonよりも利用者数が多くなっています。
ebayへの出店方法は簡単!ebayの始め方
誰でも出店可能であるebayの出店方法はとても簡単です。だからこそ世界最大の出店数を誇り多くの利用者がいるのです。それでは出店方法を簡単にご紹介します。
①Payoneerへの登録
ebayでの取引きは全てPayoneerで行われるのでPayoneerアカウントは必ず取得します。無料でアカウント開設できるので安心してください。
②ビジネスポリシーを設定
ビジネスポリシーとは、送料や返品、支払いに関するルールの設定です。ここできちんとルールを設定しておきましょう。
③支払方法と返品・送料についての設定
支払方法と返品・送料の設定が済んだら、出店画面に入り出品したい商品を登録します。
初心者が知っておくべき注意点
ebayを利用する前に初心者が必ず知っておくべき注意点がいくつかあります。しっかり理解した上でスタートする事でその後のトラブルを避けることが可能です。。
- サスペンド(出品停止)
利用者にとって安全な市場を提供することを目指しているebayは、規約違反者はもちろん、悪質と思われたり少しでも不審な点があったりする利用者のアカウントを一時的に停止することがあります。ebay初心者や売買頻度が少ない販売者や、評価の低い場合は特に厳しいチェックが入ります。
一度出品停止になると解除されるまで時間がかかり、最悪の場合二度と出品できなくなってしまいます。登録してすぐに出品停止になってしまった、というようなことがないように十分注意しましょう。
出品停止を防ぐポイントは以下の6つです。
- 出品数が少ない
- 複数のアカウント作成は避ける
- アカウントの評価数を10以上集める
- 出品禁止商品を売るといった知的財産管理プログラムに違反しない
- 在庫切れを起こさない
- 最初から高額の出品を行わない
この6つのポイントに気を付ければ、出品停止になる可能性は低くなります。
- 出品数と売上金額のリミット
ebayでは出店したての初心者に対して、1ヶ月あたりの出品数と売上金額に上限を設けています。登録した最初の1ヶ月は、出品数は10点、売上金額は500ドルまでという制限があります。しかし、売上金額の上限が500ドルだからといって1点400ドルや500ドルの商品を出品してしまうと、高額出品扱いとみなされ、出品停止になる可能性が高くなるので、はじめの1ヶ月は値段設定に十分注意しましょう。
初心者でも大丈夫!売り上げアップのコツとは
ECサイトに出店するのが初めてというあなたのために、これだけは抑えて欲しい売り上げアップのコツを2つご紹介します。
- 商品の情報を充実させる
ebayは一つの商品に12枚の写真をアップする事ができます。多くの商品が並ぶ通販サイトで目立つために必要なのは、分かりやすい商品の情報です。購入者のほとんどは商品の購入の決定を説明文よりも先に、写真で判断する傾向にあります。1枚や2枚しか掲載するのではなく最低5枚以上、同じ角度ばかりではなく、あらゆる角度から撮影し掲載しましょう。また、クレーム防止のため、傷がある場合などは必ずその部分を写真にアップしましょう。
そしてもう一つは信用です。商品到着日数や品質の良さ、クレームや返品要望に対する迅速な対応などは口コミに反映され、もし自分が出品している商品を気に入ってくれたユーザーがいた場合、他の似たような商品と比較する際に役立つのが口コミレビューなのです。いい口コミが多ければ多いほど、ユーザーはあなたの事を信用し商品を購入しやすくなります。
まとめ
この記事ではebayの登録方法や注意点などをご紹介しました。簡単に出店することができるebayですがその後のトラブルを防ぐためにも、利用規約はしっかり把握する事が大事です。ルールを理解してebayを上手に利用していきましょう。