Lazadaのロジスティクスの仕組みを解説!|新しく始めた日本向けの新サービスについても徹底リサーチ!

東南アジアのAmazonと言われ、1日に500万人以上が観覧すると言われているLazada。東南アジアの人口約6億人市場の中にあって、最大級で大人気ECサイトとして多くの方が利用しています。

Lazadaではお客様の満足度向上のために様々なサービスを行っていますが、その一つがロジスティクスです。

ではLazadaのロジスティクスとはどういったものなのでしょうか。

Lazadaが最近スタートさせた日本向けの物流サービスも気になるので、こちらも合わせて解説していきます。

Lazadaとは

Lazadaは、Amazonの東南アジア版とも言われているネットショッピングサイトです。

元々はドイツ企業のロケット・インターネットによりシンガポールに設立されましたが、現在はアリババ・タオバオなどの中国巨大IT企業のアリババ・グループの傘下に入っており、インドネシア、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポール、フィリピンの6カ国のみにサービスを提供しています。

2021年、市場拡大を目指すLazadaは日本の販売者向け新サービスを開始し、日本との関わりも大きくなっているECサイトです。

物流とロジスティクスの違いとは?

物流とロジスティクスは同じ意味に思われがちですが少し違います。

物流とは輸送・配送や保管など、商品が消費者に届くまでの一連の活動のことをいい、ロジスティクスとは、物流はもちろん、生産に至る素材の調達、生産や販売など全て管理する事を言います。それによって、消費者の満足度向上を図り、時代の流行やニーズにいち早く応えることが出来るようになり、欠陥品や在庫切れなどの心配がなくなるというメリットがあります。

Lazadaのブランド「ラザダ・ロジスティクス」

Lazadaは2021年、物流部門の事業を統合し新たにLazadaブランドとして「ラザダ・ロジスティクス」を立ち上げました。これはLazada独自のロジスティクスで、販売者にとって時間の無駄が省けた有意義なロジスティクスになっています。

Lazadaで購入した商品が届くまで

Lazadaの物流システムが改善されたことによって、それまでバラバラだった商品の到着日数が3〜5日程度で届くように改善されました。商品を購入する際に商品が手元に届くまでの到着日数が掲載されていますので、そちらを参考に購入を考えてみましょう。

また万が一、到着日を過ぎても商品が届かないようなトラブルがあった場合は、商品購入時に届くメールをもとに、販売者に連絡してみましょう。Lazadaは販売者が商品の配送も全て行っているので、メールで問い合わせるのが一番の最善策です。

Lazadaがスタートした日本向けの物流サービス

東南アジアにとどまらず市場拡大に動き出しているLazadaは、それまでの物流サービスをバージョンアップし、2021年日本の出店者向けに新しくピックアップサービスを開始しました。

これにより、よりスムーズな物流が可能になり、それまで2週間程度かかっていた配送日数が1週間程度に短縮され、今では多くの日本出店者が利用しているサービスになっています。

また、関東地区のみで利用可能だったサービスエリアも関西地区まで広がったことで、さらに多くのマーチャントが利用可能になりました。Lazadaが目指す市場拡大と日本企業が模索する東南アジアへの市場拡大の思惑が一致し、お互いに有益なサービスが開始されたのです。これにより日本とLazadaの関わりがより深いものになったと言っても過言ではありません。

Lazadaの物流配送規定

Lazadaでは商品を安全、かつ確実にお客様のもとにお届けするための商品物流配送規定を定めています。この規定は出品する店舗全てが同意している規定で、規定を破ると販売中止が言い渡される仕組みになっています。

配送物流規定を簡単にご説明します。

  • Lazadaに注文が入ると出店者は48時間以内に商品の納品準備を整えなければなりません。48時間以内に発送できない場合は自動キャンセルになります。
  • 商品の梱包では1つの注文ごとにパッケージを作成します。2つ以上の注文を1パッケー ジにまとめることは禁止、複数の商品を合わせ1商品とみなす「バンドル商品」も禁止です。また、領収書を印刷して商品に同梱し、配送費用は出店者の負担とします。
  • 商品は5日以内に香港の集約センターでサービス水準に達している商品かチェックされ、問題がなければ購入者に配送されます。

簡単に説明しましたが、購入者に商品を届ける規定が細かく定まっているので、安心して買い物ができます。

まとめ

この記事ではLazadaのロジスティクスについて解説してきました。新しく始めた新サービスによって日本との距離も近くなってきていることが分かりましたね。近い将来、日本でも身近なECサイトになる日が来るかもしれません。

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